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私が篭りを決意した理由
かなり前になるけど、コモラーというコラムを書いたと思います。
あの時は、まだ、普通に会社に勤めていました。
私、本当に篭ることになったんだな〜、と、今でも自覚しきれていない気がします。
あきは、小さい頃から(今でも)本当に運動が苦手でした。
運動神経も無いし、どんなスポーツやっても人並みにこなせた記憶ゼロだし。
ひどい喘息を持っているため長距離を走ることが出来ず、
そのため運動部にも入れませんでした。
さかのぼる事数年前(笑)。
高校生。
いわゆる、「女子校生」してましたね。
スカート限界まで短くして、めちゃんこズルズルのルーズ履いて。
ギャルなら偉いと思ってた痛い時期。
何も夢なんて無かった。
趣味も、趣味と呼べるものはなかった。
毎日楽しければそれでよかった。
要領だけはヨカッタ。
非難されるの覚悟で言うと、勉強は、出来た。
こういう出題で来るだろうな、とか大抵よめた。
ので、当然テストの点も簡単に取れた。
あっ数学を除←理系まったくダメ
親の「公立行ってくれ」という希望もあったので、
落ちる可能性の無いランクまで下げて高校を受験した。
それでもそれなりの進学校だった。
高校に入ったら入ったで、部活もやりたい事は無いし勉強もめんどうだし
行きたい学校でも無かったのでモチベーションも下がりっぱなしで
適当に3年間が過ぎていった。
周りが大学受験に躍起になって誰も遊んでくれなくなって。
それでも自分のやりたい事、したい事が見つけられなくて、段々焦ってきた。
高校3年生の12月。大学受験も終盤戦。
進学するかどうかも決まらず。
しかし友達の 「やりたい事見つからないなら、大学行って見つけてみれば?」
の一言に影響され、あっさり大学受験を決意。
担任には 「好きにしろ」と呆れられる。
今からだと英語と国語だけで受験できるところだな〜と
願書集め。大学2校と短大2校を2週間で選択。
で、受験。受かった。晴れて大学生の身に。
大学は・・・全然行かなかった。
遊んでたっていうか、毎日毎日バイトで、社員より多く出勤してた。
月22〜27日は出勤してた。
接客だけは異常に好きで、高校時代も合わせて7年間、
ファーストフード業界に身を置いていました。
ま、バイトは他にもかなり色々やりましたが。
携帯販売員・経理事務・ファミレス・居酒屋・スーパーの試食販売・パチンコ屋etc…
春・夏・秋は遊んでバイトしてたまに学校行って、
冬は滑る・・・・・そんな適当な大学生活を、やっぱり送っていました。
で、学校行かなすぎて留年決定。
そんな大学4年の冬、知っての通り、骨折大怪我、入院。
いい加減親に申し訳なくて顔があげられなくなってきた。
なので、きちんと就職活動をしようと思った。
退院して通常の生活が営めるまで回復した時、就活を始めました。
何せ、真にやりたい事がまだ見つけられていない。
そのくせプライドやら見栄が先行して、それなりの企業に入りたいと思っていた。
自分に自信もない、しかもギブスで左手一本、就活なんて、うまくいくはずもない。
焦りと自分自身への腹立たしさで、眠れない、食べれない、
病院に行けば 「右手に後遺症が残る」 と言われる。
就活時代は一番死んでた。
結果80社以上の企業を手当たり次第に受けて、なんとか採用はもらえたものの
どこか落ち着かなかった。不安だった。
そんな大学4年(正確には5年)の冬、今までも大好きだったスノーボードだけど
自分自身の中で、まったく別のものに変わった。
趣味、から、自分そのものというか、うまい言葉は見つからないけれど
もっともっと大きな存在に変わった。
そして入社。晴れて総合職社員に。
うちの会社自体は大きな会社ではなかったけど、親会社が
知らない人はいないほどの大手でした。
大手企業二つの合弁会社だったのです。
なので、待遇は本当によかった。福利厚生、給与・・・・
人間関係も不満は無いし、むしろ恵まれていたと思います。
同期もまぁ素敵な名前の大学出身の方ばかりで(笑)
よくこんな中にアキ入れたな〜と思ったりもした。
でも、毎日毎日、自分の中で何かがひっかっかった。
会社にいても、お昼や休憩時間になると
「早く帰りたい」 「帰ったら何をしよう」
「今週末は何をしよう」 「今年のウェアは何にしよう(笑)」
そんな事ばっかり考えていました。最悪です。
globeの 『Precious Memories』が、高校生の時すごく好きだった。
入社してから偶然この曲を聴いた時、すごく泣けた。
しかし仕事を適当にやった記憶はないです。
当り前のことですが、自分なりに一生懸命にはやりました。
嫌なこともたくさんあったけど、楽しいこともたくさんありました。
会社に何を貢献できたかは解りませんが、私なりに学んだことはたくさんありました。
そんな中、プライベートでもゴタゴタしてしまい、ちょっとだけ自分の中に限界が訪れていました。
初めて辞めたいと思ったのはいつかと言うと、入社式の日です。
自分のいる場所ではないと、理由もなく思いました。
とにかく、スノーボードに触れていたくて、仕方が無かった。
疲れたから辞めたわけでは無いし、退社理由は決してマイナスの理由ではありません。
無趣味でやりたい事もなく、適当に要領よく生きてきた人生で
初めて本気になったもの、それがスノーボードでした。
スノーボードのためなら何でも捨てられる。そこまで思った初めてのものでした。
思えば、何をするにも今まで人目をすごく気にしていた気がする。
例えば行きたいと思う学校があっても 「こっちの方が有名だから、レベルが高いから」と。
周りの目ばかり気にして。
自分に自信がないから、人に認められたかったのかもしれない。
しかし簡単に退社を決意する事は、もちろん出来ませんでした。
これからの人生について、これ以上考える事はないというくらい、考えました。
人にも言えませんでした。
仲の良い友達にも親にも相談できず、結局誰にも相談しないまま
退社への決意を固め、上司にお話しました。
会社を辞めたことに対して、色々と言われます。
『バカだねー。せっかくいい会社に入って待遇も良かったのに。』
『大学まで出てフリーター?』
『親に申し訳ないんじゃないの?』
一番親に申し訳なく思っているのは、本人である私です。
親には本当に申し訳ないと思っているし、そして感謝している。
会社を辞めることを決意した後も、親に言い出せず、いつ言おうか、
もしくは隠すか(笑)、これまた眠れない日が続きました。
そんな時、これまたプライベートで大きな問題が発生し、
家で独りで放心状態にあった時。
携帯が鳴りました。
アキに何かあると、虫の知らせだかなんだか解らないけど
なぜか電話をしてくるのがうちのママちゃん。
「アキちゃん、元気〜?何か昨日の夢でアキちゃんが出てきて、
内容は忘れちゃったけど何か電話してみた」
その瞬間、ダーーーーーーーーーーーっと大泣きして
ちっちゃい子みたいにわんわん泣いて。
何ていったかよく覚えてないんだけど、とにかく
ごめんね、ごめんね、って言いまくった記憶が・・・
その時、退社を決意して夢をどうしても叶えたいという告白を、しました。
あんまり記憶にないけど、とにかく私がパニックだったので電話はなんとなくそこで終了した。
優しいんだけど、怒らせると史上最強に恐ろしいうちのママちゃん。
何て言われるか・・・勘当されるか、次に会った時にぶん殴られるか・・・
と思っていたら、その日の夜、携帯にメールが入った。
内容は
「バカ娘にエールを送ってやるよ♪
山ごもりに全ての夢を託し、自分の人生に悔いの無いように、
そして何かを発見してみてください(^^)
笑って笑って人間は生きていかなきゃね。
冒険しないで、地道に生きてく人もそれで良し。
しかし、不快さを人に与えてはいけません。
いつもチャレンジ精神を持って生きてる人は
可愛げがあると思うよ(^^)
可愛く笑顔のある人生を送ろうね(^_^)V 」
その日、寝るまで泣きっぱなしだったのは言うまでもありません。
この母親の娘に生まれて良かったと心から思いました。
そして、ママちゃんがアキを自慢の娘と自信を持って言えるような素晴らしい人生を送ろうと
頑張って夢を叶えようと、自分の足でもっとしっかり立って歩いて行こうと、
心に誓いました。
死の就活を経てアキの就職が決まった時、
本当に喜んで嬉しそうな顔をした両親の顔を、今でも思い出す。
この期待を裏切ってまで選んだ道を、私はきちんと踏みしめて行かなければばならない。
―そして、私は会社を辞めました。
石川敦士君のインタビュー。
感動しました。
篭りは「楽してる」と世間からは思われがちだけど、
学校では学べないものを学んでいる。
って。
自分を庇護するわけでは無いけれど、その通りだと思いました。
アキはスノーボードを通じて、学校でも社会でも学べなかった事を学びました。
それはとてもアキにとって大切で、宝物です。
世間の人がわかってくれなくても、いいの。
あいつ会社辞めてチャラチャラ遊んで、あんな風にはなりたくないって思われても
いいの。
だって今、今までの人生で一番幸せだもん!
加えておくと、アキはライダーとしてやっていきたいわけではありません。
それは無理も甚だしい話(笑)
販売がしたいのです。
私がスノーボードを通じて多くのことを学び、自分の世界感がものすごく変わったこと、
スノーボードってこんなに楽しい!素晴らしい!
それを誰かに伝えたいから。
こんなに楽しいもの、素晴らしいもの、もっとたくさんの人に伝えていかなきゃもったいない。
結果、アルバイトとして勤めることになりフリーターになっても、それでもいい。
大学時代に、雇用や経営学について学んだ時からこれは思っている事だけれど、
雇用の形態は関係ないと思っている。
契約社員でも正社員でも、派遣でもアルバイトでも。
本人が選んだ働き方ならそれが一番その人にとって最適なんだと思う。
フリーターにも色々ある。
企業に身を置く事が面倒でなんとなくアルバイトで食い繋ぐフリーターもいれば
自分の夢に向かうためにフリーターという定義の枠に収まっている人もいる。
大事なことは、精一杯自分の力で頑張ることであり、
「正社員」という肩書きを得ることではないと思います。
・・・・・話が脱線しましたが。
たくさんの人に支えられて今の自分があります。
だからアキも誰かを支えたり励ましたり力になってあげられる存在になりたいと思います。
人に優しくする強さをもっと持ちたいと思っています。
まだまだこれから!頑張るぞ!

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